ネットワークケーブルをハサミでぶった切った

どうも、ひろきのだいち@事務局長です。

日本野望の会では、中高生や大学でITを学んでいる人に向けて情報技術との触れ合いを促進するための記事を
書いていきます。Writerは随時募集中です。

はじめての記事は、昔ながら「解体もの」です。

最近は無線LANというヤツが普及してきたこともあって、あんまり見たことないひとも増えたかもしれない

Ethernetケーブルというやつをはさみでちょん切りました。

cable_100.jpg

いまや、100円均一でもうっている見慣れたケーブルですね。

主にイーサネットという規格で家庭では使われています。

イーサネット(Ethernet) はコンピュータネットワークの規格のひとつで、世界中のオフィスや家庭で一般的に使用されているLAN(ラン、ローカルエリア・ネットワーク)で最も使用されている技術規格である。

現代のLAN(Local Area Network)では、主に物理的な規格である「イーサネット」と、通信内容の取り決めを決めた「TCP/IPプロトコル」の組合せが一般的である。

 wikipedia イーサネット

だそうです。

ケーブルの名前はカテゴリ5。

カテゴリー5ケーブル: Category 5 cableCat 5)とは、高速信号転送のためのツイストペアケーブルの規格である。基本的にシールドされていない。カテゴリー5の上位規格としてカテゴリー5eがある。主にイーサネットなどのコンピュータネットワークでの構内配線に使われるが、他にも電話トークンリングATMなどにも使われることがある(短距離であれば、最高 155Mbit/s の転送が可能)。

wikipedia カテゴリ5ケーブル

そういった面倒なことはさておき、ぶった切りましょう。

たかが100円です。

おっと、ただ単にぶった切るだけじゃ、おもしろくないですね。

単なる破壊工作になってしまいます。

そこでWikipediaのカテゴリ5の項目を見ていくとこんな記述がありました。

ケーブルのコネクタでの結線は T568A または T568B の2種類の方式がある(右図)。ストレートケーブルの場合、これらはどちらでも違いはない(両端のピン番号が正しく対応しているため)。ただし、ケーブル 同士を継ぎ足す形で接続する場合、両者が混在するとインピーダンスが異なるために信号が減衰する可能性がある。PC同士などを直接つなぐ場合、一方が T568A で一方が T568B のクロスケーブルを使うが、最近のハードウェアはストレートケーブルであっても接続可能な場合がある。

ん?

どうやら、クロスとストレートという2種類があるようですね。

買ってきたケーブルはストレートケーブルというやつでした。

このケーブルは8つ銅線が2つずつねじってよってあり、
信号の雑音による影響を軽減しています。

クロスケーブルとかストレートケーブルの違いは
ケーブルのコネクタ部分で、繋げる線が違うということだけです。

普通、ネットワークの業者などはケーブルの長い(100mくらい)の
を持っていて、必要なサイズにきって適切にコネクタに配置して
利用します。
では、T568AとかT568Bとかってなんなんでしょう。

それは、なかにある8本の線がどういう順番で接続する端子につながれているのかという規格です。

kikaku.jpg

そして、下の図のようなイメージでクロスとストレートの使い分けをします。

cross.jpg

ということは、

tunagu.jpg

見た目は完全にストレートケーブルなのに、中身でクロスしちゃえばクロスケーブルができてしまうということなんです。

そんなわけでおっちらとつないでみることにしました。

 

cable1.png

なんだかよくわからないと思いますが、

1.白/橙
2.橙
3.白/緑
4.青
5.白/青
6.緑
7.白/茶
8.茶
1.白/緑
2.緑
3.白/橙
4.青
5.白/青
6.橙
7.白/茶
8.茶

という具合に、切断したケーブルをつなぎなおして、テープで止めただけです。

これで完成した手作りクロスケーブルと同じく買ってきたクロスケーブルを測定して比べてみましょう。

世の中にはステキな人がいて、通信を測定するツールがタダで利用できます。

http://dast.nlanr.net/Projects/Iperf/ 

今回はこのIperfというソフトを使いました。

測定結果は・・・

市販のクロス
PC–PC:67.5Mbps

自作のクロス
PC–PC:66.8Mbps

と言う感じでほとんど変わりません。

さらに!

100MbpsのFast Etherの場合、8本のより対線のうち4本しか使ってないので 残り4本を切断しても
ケーブルとして利用できるんです。

今まで無駄な4本の線を買わされていた訳ですね。

cable2.jpg

この4本、規格から調べて切断してもいいんですが、

今回はロシアンルーレット方式で切断しました。

ずっと通信した状態でもビリビリすることはたぶん無いので安心です。

通信が切断してしまったら、それは大事な線だったのでつなげなおして、

通信が切断しなかったら、それはいらない線なのでそのまま放置です。

全部切断した後でも通信速度は変わりませんでした。

kansei.jpg

最終的にこんな感じで、いらない4本をつながないままぐるぐる巻きにして我が家でクロスケーブルとして活躍中ですw

もし、よろしければ皆さんもこんなかんじで ケーブルぶった切ってみませんか?

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